名刺交換〜ハニートラップ編〜

その日、駅を出て歩いていたんです。

けっこう見晴らしの良い大通りだったので

人が待ち伏せ、というか待ち構えているとすぐわかるんですよね。

 

年齢は20代半ばくらいの女性です。

年齢を当てるのが下手なので20代前半かもしれませんが・・・

そして案の定、話しかけてくるわけです。

 

「すみません!

今、お勤めの方とですね・・・名刺交換をさせていただいているんです!!」

 

しかしながら僕が歩くのを止めることはありませんでした。

面白くなかったからです。

どんな風に興味を持たせるのかなー

と思ったのですがあっさりと引き下がっていって拍子抜けしました。

 

ファーストコンタクトって大事ですよね。

特に、多数を相手にする場合。

 

実際、今回足を止めなかったのは・・・

面白くないし、急いでいるからという理由もあったんですが

実は以前、似たようなことがあったので想像がついていたからです。

 

実はこのテの手法ってよくあるんですよ。

以前、新橋をブラついていると若手サラリーマンみたいな輩がいきなり、

 

すみません!!私、新人なんですけれども、

会社の方針で、度胸試しで道行く方々と名刺交換させて頂いてるんです!

 

と言うので、

会社の方針とかってどんだけブラックなんだよ・・・

と思いつつも興味本位で交換してあげたんですね。

まあ、別に名刺くらい良いだろうと。

※これは本当はNGです。交換した場所が外なので、相手が本当にその会社の人かもわからないですし
不用意に名刺は交換しちゃダメです・・・。

 

それで名刺交換をしたら不動産系の会社で、

もれなく、うっとうしいセールス(迷惑)電話が鳴るようになりました。

この手のものはマンション投資ですね。

表面利回り何%だったかな・・・。

まあその辺に出回ってる時点でイマイチなんですが

懐かしいですねえ~~

あのセールスマンは今日も元気に売り込みをしているのでしょうか。

 

年配の人も、度胸試し、という単語に反応して

そういえば昔、自分も会社に入りたての頃、無茶なことやらされたなー

なんて共感して交換する人もいるんですが、私も興味本位で交換してしまったわけです。

善意につけこむタイプのオープナーを使う人はあまり好きじゃないですね。

道を聞いてくるとか。あれ結構最悪ですね。あれに比べたらまだマシかな。

 

まあ、フツーに考えると

道で会社の名刺交換するってのは危険極まりないんですが

昔の僕みたいに一定数はひっかかるのでしょう。

リストをとってしまえばこっちのもんですからね。

 

まあリアルなスパマーみたいな連中ですが

色々理由を考えたり、ずらしてみたりと工夫しているのが面白いです。

 

まずは興味を持ってもらわないと

話を聞いてもらう土俵にすら立てないですからね。

そう考えると、

 

その手法の是非や真似するしないはともかく

スパマーやリアルなスパマーから学ぶことはあります。

 

ですが、

こういう連中がいるのでセールスに悪いイメージがついたり

するんですよね。

でもセールスってやはり学べば学ぶほど奥深く、

その底が見えません。

そして、面白いものです。

商品を売ってくれてありがとう、と言われますからね。

これは実際に自分が売るまでわからなかったことです。

彼らがやっているのは

リピートが生まれない焼き畑農業。

単価も高いし、新規だけを集めていれば

何とかなるのかもしれません。

でもリピータがいない、あるいは少ないというのは

結構致命的というか構造的な欠陥を抱えているような気もします。

 

価値を提供しないセールスというのは良くないですね。

まあ、彼らはサラリーマンであって、ビジネスマンではないので。

売るものに情熱も無いので、

それが家でも、不動産でも、お墓でも何でもいいと思います。

逆にビジネスマン、セールスマンであれば、

どんなものでも情熱をもって売り、全力で価値提供をします。

価値が提供できなければ、ビジネスではないですよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です